SQL文
概要
SQL のデータ操作言語(Data Manipulation Language)(DML)の一つ。
データベースの検索を行う。
文法
①
SELECT 列名1 [ AS 別名1 ] [ ,列名2 [ AS 別名2 ] …]
FROM 表名
[ WHERE 検索条件 ];
②
SELECT DISTINCT 列名1 [ ,列名2 …]
FROM 表名
[ WHERE 検索条件 ];
③
SELECT 列名1 [ ,列名2 …]
FROM 表名
WHERE 検索条件1 論理演算子 検索条件2;
④
SELECT 列名1 [ ,列名2 …]
FROM 表名
WHERE 列名 BETWEEN 下限値 AND 上限値;
⑤
SELECT 列名1 [ ,列名2 …]
FROM 表名
WHERE 列名 IN ( 値1 [ ,値2 …] );
⑥
SELECT 列名1 [ ,列名2 …]
FROM 表名
WHERE 列名 IS NULL;
詳細説明
①SELECT~は表からデータの検索を行う。列名に「*」を指定することで全ての列が表示される。
また列名 AS 別名で検索結果の列見出しを変更できる。(ASは省略可)
WHEREを付加することで条件と一致する特定の行を取り出すこともできる。
②DISTINCTを付加することで検索結果の重複している行を排除することができる。(1つにまとめる)
③検索条件を複数指定したい場合は論理演算子で条件を繋ぐ。ANDは検索条件1と検索条件2をどちらも満たす ことを意味し、ORは検索条件1と検索条件2のどちらかを満たすことを意味する。論理演算子には優先順位があり、 NOT、AND、ORの順番に評価されるので優先順位を変えたい場合は()を利用する。()で囲まれた条件がはじめに評価される。
④列の値がある範囲に存在する場合の検索条件としてBETWEENを使用できる。これは下限値以上で上限値以下のデータが 該当する。(下限値 ≦ データ ≦ 上限値)
⑤列の値が複数の候補のいずれかと一致する場合の検索条件としてINを使用できる。()内に値の候補を記述する。 この候補のいずれかと一致したものが該当する。
⑥NULLは0でも空白でもない値が空の状態であり、この空のデータを検索条件にする場合はIS NULLを使用する。
See Also
http://cyberam.dip.jp/database/postgres/sql/select/select_main.html