Oracle Java Virtual Machine
SQL Scripts for Manage Java VM
表B-5に示すスクリプトは、Oracle JVMオプションがインストールされている場合にのみ有効です。
表B-5 JavaScript スクリプト名 説明
initjvm.sql
コアJavaクラス・ライブラリとOracle固有のJavaクラスをインストールしてOracle JVMを初期化する
rmjvm.sql
Oracle JVMのすべての要素を削除する
catjava.sql
Java関連パッケージおよびクラスをインストールする
Reference: http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle11g/111/doc_dvd/server.111/E05771-02/scripts.htm
4 Javaのインストールと構成
この章では、OracleのJava仮想マシン(JVM)をインストールおよび構成する方法について説明します。また、Javaクライアントを使用可能にする方法についても説明します。この章の内容は、次のとおりです。
Java対応のデータベースの初期化
Oracle JVMの構成
DBMS_JAVAパッケージの使用方法
Javaクライアントを使用可能にする方法
4.1 Java対応のデータベースの初期化
Oracle JVMオプションを指定してOracle Databaseをインストールすると、データベースはJava対応になります。つまり、Javaストアド・プロシージャ、Java Database Connectivity(JDBC)およびSQLJが実行可能な状態になります。
この項の内容は、次のとおりです。
Oracle Databaseのテンプレートを使用した構成
Oracle JVMを組み込むための既存のOracle Databaseの変更
4.1.1 Oracle Databaseのテンプレートを使用した構成
Oracle JVMオプションをデータベース・テンプレート内に構成します。Javaのインストールには、この方法をお薦めします。
Database Configuration Assistantを使用すると、各データベース・インスタンスのインストールに含める内容を定義するためのデータベース・テンプレートを作成できます。Javaプラットフォームをデータベース内にインストールする場合は、Oracle JVMオプションを選択してください。
4.1.2 Oracle JVMを組み込むための既存のOracle Databaseの変更
Oracle JVMを組み込まずにOracle Databaseをすでにインストールしている場合は、Oracle Database 10gのDatabase Configuration Assistantの変更モードを使用してデータベースにJavaを追加できます。変更モードでは、既存のOracle Databaseインスタンス上にインストールする機能(Oracle JVMなど)を選択できます。
4.2 Oracle JVMの構成
Oracle JVMをOracle Databaseの標準インストールの一部としてインストールする前に、Oracle JVMの構成要件がすべて満たされていることを確認する必要があります。Oracle Database内のJavaクラスの主な構成には、次の構成要件が含まれます。
Javaメモリー要件
- JAVA_POOL_SIZEに最低20MB、SHARED_POOL_SIZEに最低50MB必要です。
関連項目:
「Javaのメモリー使用量」
データベース・プロセス
データベース・サーバーに専用サーバー・プロセスまたは共有サーバー・プロセスのどちらを使用するかを決定する必要があります。
4.3 DBMS_JAVAパッケージの使用方法
Oracle JVMをインストールすると、PL/SQLパッケージDBMS_JAVAが作成されます。DBMS_JAVAのエントリ・ポイントの一部は、外部的に使用されます。つまり、このエントリ・ポイントは開発者が使用します。残りのエントリ・ポイントは内部的に使用されます。対応するJavaクラスDbmsJavaで、Javaからデータベースの機能にアクセスするためのメソッドが提供されます。
関連項目:
付録A「DBMS_JAVAパッケージ」
4.4 Javaクライアントを使用可能にする方法
クライアントとサーバー間でJavaを実行するには、次の手順を実行する必要があります。
クライアントへのJ2SEのインストール
環境変数の設定
サンプルを使用したインストールのテスト
4.4.1 クライアントへのJ2SEのインストール
クライアントにはJava Development Kit(JDK)1.4.2以上が必要です。使用しているJDKのバージョンを確認するには、コマンドラインで次のコマンドを実行します。
$ which java
/usr/local/j2se1.4.2/bin/java
$ which javac
/usr/local/j2se1.4.2/bin/javac
$ java -version
java version "1.4.2"
4.4.2 環境変数の設定
クライアントにJDKをインストールした後に、次の環境変数にディレクトリ・パスを追加します。
$JAVA_HOME
この変数は、インストールしたJDKベースの最上位ディレクトリに設定する必要があります。
$PATH
この変数には、$JAVA_HOME/binを組み込む必要があります。
$LD_LIBRARY_PATH
この変数には、$JAVA_HOME/libを組み込む必要があります。
Java2クライアントに必要なJARファイル
Javaクライアントでサーバーと正常に通信できるようにするには、CLASSPATHに次のファイルを組み込みます。
JDK 1.4.2の場合は、$JAVA_HOME/lib/dt.jarを組み込みます。
JRE 1.4.2の場合は、$JAVA_HOME/lib/rt.jarを組み込みます。
JDBCと対話するには、$ORACLE_HOME/jdbc/lib/classes12.zipを組み込みます。
SSLを使用するクライアントの場合は、$ORACLE_HOME/jlib/jssl-1_2.jarおよび$ORACLE_HOME/jlib/javax-ssl-1_2.jarを組み込みます。
Java Transaction API(JTA)の機能を使用するクライアントの場合は、$ORACLE_HOME/jlib/jta.jarを組み込みます。
Java Naming and Directory Interface(JNDI)の機能を使用するクライアントの場合は、$ORACLE_HOME/jlib/jndi.jarを組み込みます。
ネイティブ・コンパイル用のacceleratorを使用している場合は、$JAVA_HOME/lib/tools.jarを組み込みます。
SQLJを使用するクライアント用に組み込むJARファイル
SQLJ用に$ORACLE_HOME/sqlj/lib/translator.zipファイルを組み込む必要があります。
このファイル以外に、適切なruntimeX.zipファイルを次のように追加します。
現行リリースのJDBCを使用しているJavaクライアントの場合は、$ORACLE_HOME/sqlj/lib/runtime12.zipを組み込みます。
現行リリースのJDBCを使用しているJava2 Platform, Enterprise Edition(J2EE)クライアントの場合は、$ORACLE_HOME/sqlj/lib/runtime12ee.zipを組み込みます。
8.1.7バージョンより前のJDBCを使用しているJDKクライアントの場合は、$ORACLE_HOME/sqlj/lib/runtime.zipを組み込みます。
クライアントでのサーバー・アプリケーションの開発
クライアントでサーバー・アプリケーションを開発およびコンパイルし、サーバーにロードされている同じJavaアーカイブ(JAR)ファイルを使用する場合は、CLASSPATHに$ORACLE_HOME/lib/aurora.zipを組み込みます。これは、Javaクライアントの実行には必要ありません。
4.4.3 サンプルを使用したインストールのテスト
Oracle JVMオプションを指定してOracle Databaseをインストールすると、$ORACLE_HOME/javavm/demoディレクトリにサンプル・セットもインストールされ、使用できます。これらのサンプルはインストールのテストとしてコンパイルおよび実行できます。
サンプルがコンパイルまたは実行されない場合は、環境が正しく設定されていない可能性があります。 同様に、これらのサンプルがコンパイルおよび実行されても、ユーザーが作成したコードがコンパイルおよび実行されない場合は、作成環境またはコードに問題があります。
注意:
インストールを検証するときは、提供されているMakeファイルを使用してこれらの例を実行することが重要です。





