Ora 12150 Ora 12236 Jp

原因: データを送信できません。接続が切断された可能性があります。
処置: 再接続してください。エラーが繰り返される場合は、トレースをオンにして失敗した操作を再実行してください。

  • ORA-12151 ORA-12151: TNS: ネットワーク・レイヤーから不正なパケット型を受信しました。

原因: これは内部エラーです。
処置: 通常、ユーザーには表示されません。詳細を調べるには、トレースをオンにして操作を再実行してください。エラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-12152 ORA-12152: TNS: ブレーク・メッセージの送信に失敗しました。

原因: ブレーク・メッセージを送信できません。接続が切断された可能性があります。
処置: 再接続してください。エラーが繰り返される場合は、トレースをオンにして失敗した操作を再実行してください。

原因: 現在、リモート・ホストに接続していません。
処置: 再接続してください。

  • ORA-12154 ORA-12154: TNS: 指定された接続識別子を解決できませんでした

原因: 接続識別子を使用してデータベースまたは他のサービスへの接続が要求されましたが、指定された接続識別子は構成済のネーミング・メソッドの1つを使用して接続記述子に解決できません。たとえば、使用された接続識別子のタイプがネット・サービス名の場合、そのネット・サービス名がネーミング・メソッド・リポジトリで見つからないか、またはリポジトリが見つからないか、アクセスできません。
処置:
- ローカル・ネーミング(TNSNAMES.ORAファイル)を使用している場合は、次のいずれかの処置を実行してください。
- Oracle Netプロファイル(SQLNET.ORA)のNAMES.DIRECTORY_PATHパラメータに、値の1つとして"TNSNAMES"が指定されていることを確認してください。
- TNSNAMES.ORAファイルが、適切なディレクトリに存在し、アクセスできることを確認してください。
- 接続識別子として使用したネット・サービス名がTNSNAMES.ORAファイルに存在することを確認してください。
- TNSNAMES.ORAファイル内に構文エラーがないかどうかを確認してください。一致しないカッコまたは文字を検索してください。TNSNAMES.ORAファイル内にエラーがあると、使用できなくなります。
- ディレクトリ・ネーミングを使用している場合は、次のいずれかの処理を実行してください。
- Oracle Netプロファイル(SQLNET.ORA)のNAMES.DIRECTORY_PATHパラメータに、値の1つとして"LDAP"が指定されていることを確認してください。
- LDAPディレクトリ・サーバーが稼働し、アクセスできることを確認してください。
- 接続識別子として使用したネット・サービス名またはデータベース名が、ディレクトリ内で構成されていることを確認してください。
- 接続識別子として完全修飾ネット・サービス名またはフルLDAP DNを指定して、使用するデフォルト・コンテキストが正しいことを確認してください。
- 簡易接続ネーミングを使用している場合は、次の処置を実行してください。
- Oracle Netプロファイル(SQLNET.ORA)のNAMES.DIRECTORY_PATHパラメータに、値の1つとして"EZCONNECT"が指定されていることを確認してください。
- 指定したホスト、ポートおよびサービス名が正しいことを確認してください。
- 接続識別子を引用符で囲んでみてください。ネーミングの詳細は、『Oracle Net Services管理者ガイド』またはオペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。

  • ORA-12155 ORA-12155: TNS: NSWMARKERパケットで不正なデータ型を受信しました。

原因: ブレーク処理中の内部エラーです。
処置: 通常、ユーザーには表示されません。詳細を調べるには、トレースをオンにして操作を再実行してください。エラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-12156 ORA-12156: TNS: 不適切な状態から行をリセットしようとしました

原因: ブレーク処理中の内部エラーです。
処置: 通常、ユーザーには表示されません。詳細を調べるには、トレースをオンにして操作を再実行してください。エラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-12157 ORA-12157: TNS: ネットワーク通信の内部エラーが発生しました

原因: ネットワーク通信中の内部エラーです。
処置: 通常、ユーザーには表示されません。詳細を調べるには、トレースをオンにして操作を再実行してください。エラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-12158 ORA-12158: TNS: パラメータ・サブシステムを初期化できませんでした。

原因: パラメータ・ファイルが見つかりません。
処置: 読込み可能で有効なパラメータ・ファイルがあるかどうかを確認してください。

原因: 生成されるトレース・ファイルを書込みできません。
処置: ユーザーがトレース・ファイルを書き込むディレクトリに書込み権限がない場合、管理者に連絡して適切な権限を取得するか、ネット・プロファイル(SQLNET.ORAファイル)内のTRACE_DIRECTORY_CLIENTパラメータをユーザーが書込み可能なディレクトリに設定してください。

原因: 不正なエラーがサブシステムにレポートされました。
処置: 通常、ユーザーには表示されません。詳細を調べるには、トレースをオンにして操作を再実行してください。エラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

原因: 接続が終了した可能性があります。
処置: 接続して再実行してください。詳細を調べるには、トレースをオンにして操作を再実行してください。エラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-12162 ORA-12162: TNS: 指定されたNetサービス名は正しくありません。

原因: TNSNAMES.ORA内またはディレクトリ・サーバー(Oracle Internet Directory)内のネット・サービス名に対応する接続記述子が誤って指定されています。
処置: ローカル・ネーミングを使用している場合は、TNSNAMES.ORAファイル内で対応する接続記述子に構文エラーがないことを確認してください。ディレクトリ・ネーミングを使用している場合は、ディレクトリ・ネーミング用に管理を介して提供された情報を確認してください。

原因: 接続識別子として指定されたネット・サービス名に対応する接続記述子が長すぎます。接続記述子の最大長は512バイトですが、この制限を超えました。
処置: ローカル・ネーミング・ファイル(TNSNAMES.ORA)内またはディレクトリ・サーバー(Oracle Internet Directory)内で、ネット・サービス名の接続記述子を確認してください。接続記述子を短くしてください。短くできない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

原因: sqlnet.fdfファイルが$ORACLE_HOME/network/adminに存在しません。
処置: sqlnet.fdfファイルは、Oracle Traceを実行するために必須です。$ORACLE_HOME/network/admin内にsqlnet.fdfファイルをインストールするか、ORAファイルのトレースをオフにしてください。

  • ORA-12165 ORA-12165: TNS: スワップ領域にトレース・ファイルを書き込もうとしました。

原因: Oracle Traceがトレース情報をユーザーのスワップ領域に書くことができません。
処置: Oracle Traceがスワップ領域内にトレース情報を書込みできないため、トレースを使用禁止にするか、トレース・ファイルをディスクの他の領域にリダイレクトしてください。

  • ORA-12166 ORA-12166: TNS: クライアントはHOエージェントに接続できません。

原因: NV文字列にDESCRIPTION/HOが含まれています。
処置: 統合サーバーからHOエージェントをコールしてください。

  • ORA-12168 ORA-12168: TNS: LDAPディレクトリ・サーバーに接続できません。

原因: LDAPディレクトリ・サーバーに接続してOracle Net構成を取得できません。
処置: ディレクトリ・サーバーが稼働していて、ネットワークからアクセス可能であることを確認してください。ディレクトリ・アクセス構成が正しいことを確認してください。詳細は、『Oracle Internet Directory管理者ガイド』または『Oracle Net Services管理者ガイド』を参照してください。

  • ORA-12169 ORA-12169: TNS: 接続識別子として指定されたネット・サービス名が長すぎます

原因: 解決しようとしているネット・サービス名が長すぎます。
処置: ネット・サービス名の最大長は255バイトですが、この制限を超えました。より短いネット・サービス名を使用してください。短くできない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

原因: 割り当てられた時間内にクライアントとの接続確立または通信を完了できなかったため、サーバーが停止しました。ネットワークまたはシステムの遅延が原因の可能性があります。または、不当なクライアントがサーバーでDoS攻撃しようとしていることを示しています。
処置: ネットワークまたはシステムの遅延が原因でエラーが発生した場合は、sqlnet.oraのパラメータSQLNET.INBOUND_CONNECT_TIMEOUT、SQLNET.SEND_TIMEOUT、SQLNET.RECV_TIMEOUTの1つまたはすべてを再構成して値を大きくしてください。不当なクライアントが原因と考えられる場合は、sqlnet.logのアドレスを使用してソースを特定し、アクセスを制限します。ログに記録されたアドレスは(TCP/IPで)偽造される可能性があるため、信頼できない場合もあります。

原因: 接続識別子を使用してデータベースまたは他のサービスへの接続が要求されましたが、指定された接続識別子は構成済のネーミング・メソッドの1つを使用して接続記述子に解決できません。たとえば、使用された接続識別子のタイプがネット・サービス名の場合、そのネット・サービス名がネーミング・メソッド・リポジトリで見つからないか、またはリポジトリが見つからないか、アクセスできません。
処置:
- ローカル・ネーミング(TNSNAMES.ORAファイル)を使用している場合は、次のいずれかの処置を実行してください。
- Oracle Netプロファイル(SQLNET.ORA)のNAMES.DIRECTORY_PATHパラメータに、値の1つとして"TNSNAMES"が指定されていることを確認してください。
- TNSNAMES.ORAファイルが、適切なディレクトリに存在し、アクセスできることを確認してください。
- 接続識別子として使用したネット・サービス名がTNSNAMES.ORAファイルに存在することを確認してください。
- TNSNAMES.ORAファイル内に構文エラーがないかどうかを確認してください。一致しないカッコまたは文字を検索してください。TNSNAMES.ORAファイル内にエラーがあると、使用できなくなります。
- ディレクトリ・ネーミングを使用している場合は、次のいずれかの処理を実行してください。
- Oracle Netプロファイル(SQLNET.ORA)のNAMES.DIRECTORY_PATHパラメータに、値の1つとして"LDAP"が指定されていることを確認してください。
- LDAPディレクトリ・サーバーが稼働し、アクセスできることを確認してください。
- 接続識別子として使用したネット・サービス名またはデータベース名が、ディレクトリ内で構成されていることを確認してください。
- 接続識別子として完全修飾ネット・サービス名またはフルLDAP DNを指定して、使用するデフォルト・コンテキストが正しいことを確認してください。
- 簡易接続ネーミングを使用している場合は、次の処置を実行してください。
- Oracle Netプロファイル(SQLNET.ORA)のNAMES.DIRECTORY_PATHパラメータに、値の1つとして"EZCONNECT"が指定されていることを確認してください。
- 指定したホスト、ポートおよびサービス名が正しいことを確認してください。
- 接続識別子を引用符で囲んでみてください。ネーミングの詳細は、『Oracle Net Services管理者ガイド』またはオペレーティング・システム固有のOracleマニュアルを参照してください。

原因: ナビゲーション・レイヤーが、TNSからエラーを受け取りました。
処置: エラー・ログ・ファイルを参照して、TNSエラーを調べてください。

原因: ナビゲーション・レイヤーが、キーワードの値を調べようとしてエラーを受け取りました。
処置: 接続コマンドの構文を調べてください。

原因: Interchangeを介して接続先へのパスをナビゲートできませんでした。このエラーは、アドレスの文字列内に無効なコミュニティがあるか、アドレスに使用不可のプロトコルがあるか、構成ファイルが正しいアドレスを持っていないか、Interchangeが停止している場合に発生します。
処置: 要求された接続先を得るために必要なInterchangeが実行されているかどうか、追加の接続に使用できる容量があるかどうかを確認してください。また、使用するアドレスに、正しいコミュニティおよびプロトコルが指定されているかどうかを確認してください。

原因: マシン上のメモリー不足です。
処置: Interchangeを実行しているときは、マシンを再構成して記憶域を増やすか、実行するアプリケーションを減らしてください。

原因: アプリケーションが提供するTNS接続バッファが小さすぎるため、送信するデータを取得できません。
処置: 接続バッファを大きくしてください。問題が解決されない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

原因: 内部ナビゲーション・エラーです。
処置: 通常、ユーザーには表示されません。詳細は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

原因: 無効なアドレスを指定したか、接続先がリスニングしていません。このエラーは、基になるネットワークまたはネットワーク通信の問題でも発生します。
処置: 入力したネット・サービス名が正しいことを確認してください。ネット・サービス名に対応する接続記述子のADDRESS部が正しいことを確認してください。接続先プロセス(リスナーなど)がリモート・ノードで実行していることを確認してください。

  • ORA-12204 ORA-12204: TNS: 受信データはアプリケーションから拒否されました。

原因: Connection Managerを使用しているアプリケーションが、リスナーでの接続を拒否しました。
処置: 接続先のアプリケーション・リスナーが正常に機能していることを確認してください。正常に機能しているにもかかわらず、エラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

原因: 内部ナビゲーション・エラーです。
処置: 通常、ユーザーには表示されません。詳細は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-12206 ORA-12206: TNS: ナビゲーション中にTNSエラーを受信しました。

原因: 予期しないTNSエラーによる内部ナビゲーションのエラーです。
処置: ログ・ファイルを参照して、TNSエラーを検索してください。必要に応じて、トレースをオンにして操作を繰り返してください。

原因: ナビゲーション・ファイルTNSNAV.ORAが正しく構成されていません。
処置: アプリケーション・マシン上のTNSNAV.ORAファイルの構文を確認し、正しいコミュニティをリストしていることを確認してください。

原因: 入力したORACLE環境が正しく設定されていないか、またはファイルが存在しません。
処置: ORACLE環境が、プラットフォーム上に適切に設定されていること、およびTNSNAV.ORAファイルが提示されていることを確認してください。

  • ORA-12209 ORA-12209: TNS: 初期化されていないグローバル変数が見つかりました。

原因: アプリケーション・コール・ナビゲーション・ルーチンにあるグローバル変数が、正しく構成されていません。使用可能なTNSNAV.ORAファイルがないか、欠落しています。
処置: 通常、ユーザーには表示されません。詳細を調べるには、トレースをオンにして操作を再実行してください。エラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

  • ORA-12210 ORA-12210: TNS: ナビゲータ・データを検索中にエラーが発生しました。

原因: アプリケーション・コール・ナビゲーション・ルーチンが持つTNSNAV.ORAファイルが正しく構成されていません。
処置: TNSNAV.ORAファイルの構文を調べてください。

  • ORA-12211 ORA-12211: TNS: TNSNAV.ORAではPREFERRED_CMANAGERSエントリが必要です

原因: TNSNAV.ORAでPREFERRED_CMANAGERSが定義されていません。
処置: PREFERRED_CMANAGERSエントリをTNSNAV.ORAに追加してください。

  • ORA-12212 ORA-12212: TNS: TNSNAV.ORAでPREFERRED_CMANAGERSのバインドが不完全です

原因: クライアントのTNSNAV.ORAファイル内のPREFERRED_CMANAGERSバインディングに、指定されたCMANAGER_NAMEがありません。
処置: PREFERRED_CMANAGERSのバインディングの一部として、CMANAGER_NAMEを定義してください。Oracle Network Managerを使用すると、このエラーは解決されます。

  • ORA-12213 ORA-12213: TNS: TNSNAV.ORAでPREFERRED_CMANAGERSのバインドが不完全です

原因: クライアントのTNSNAV.ORAファイル内のPREFERRED_CMANAGERSバインディングに、指定されたADDRESSがありません。
処置: PREFERRED_CMANAGERSのバインディングの一部として、ADDRESSを定義してください。

  • ORA-12214 ORA-12214: TNS: TNSNAV.ORAにローカル・コミュニティ・エントリがありません

原因: TNSNAV.ORA内にLOCAL_COMMUNITIESエントリがありません。
処置: TNSNAV.ORAのノードにLOCAL_COMMUNITIESを定義してください。

  • ORA-12215 ORA-12215: TNS: TNSNAV.ORAのPREFERRED_NAVIGATORSアドレスが不正です。

原因: PREFERRED_NAVIGATORSエントリのアドレス・バインディングが正しく入力されていません。
処置: PREFERRED_NAVIGATORSエントリを確認し、TNSNAV.ORA内で修正してください。

  • ORA-12216 ORA-12216: TNS: TNSNAV.ORAのPREFERRED_CMANAGERSアドレスが不正です。

原因: クライアントのTNSNAV.ORAファイル内のPREFERRED_CMANAGERSエントリのアドレス・バインディングが正しく入力されていません。
処置: PREFERRED_CMANAGERSのバインディングの一部として、ADDRESSを定義してください。

  • ORA-12217 ORA-12217: TNS: TNSNAV.ORAのPREFERRED_CMANAGERSにコンタクトできませんでした。

原因: PREFERRED_CMANAGERSエントリに構文エラーがあるか、指定したアドレスが誤っているか、またはConnection Managerが使用できません。
処置: クライアントのTNSNAV.ORAファイル内のPREFERRED_CMANAGERSエントリを確認して修正するか、ネットワーク管理者に連絡して、指定されたConnection Managersが使用可能かどうかを調べてください。INTCTL STATUSコマンドでInterchangeがアクティブになっているかどうかを確認してください。

原因: ネットワーク構成のデータの構成が不十分です。たとえば、クライアントのTNSNAV.ORAファイルのPREFERRED_CMANAGERSエントリに、誤ったCMANAGER_NAMEがある可能性があります。または、NavigatorのInterchange停止時間パラメータ(TIMEOUT_INTERVAL)が、INTCHG.ORA内で0(ゼロ)に設定されている可能性があります。
処置: TNSNAV.ORAの項目およびInterchange構成ファイルを調べて、修正してください。必要に応じて、ネットワーク管理者に連絡して、指定されたInterchange(Connection Managers)が使用可能で、適切に構成されているかどうかを確認してください。必要に応じて、Oracle Network Managerを使用して構成ファイルを生成してください。

  • ORA-12219 ORA-12219: TNS: ADDRESS_LIST内のアドレスにコミュニティ名がありません。

原因: このエラーは、ADDRESS_LISTの一部のADDRESSにCOMMUNITYコンポーネントがなく、他のADDRESSにCOMMUNITYコンポーネントがある場合に発生します。
処置: 使用している接続記述子のすべてのADDRESSにCOMMUNITYコンポーネントがあるか、またはすべてにないことを確認してください。

原因: 無効なプロトコル・アダプタ・パラメータが指定されました。このエラーは、プロトコルのトランスポートと接続できない場合に戻されます。
処置: 指定されたプロトコルを使用して、接続先に接続できるかどうかを確認してください。TNSNAMES.ORAのADDRESSセクション内またはディレクトリ内のパラメータを確認してください。ADDRESSパラメータの有効な書式は、オペレーティング・システム固有のOracleマニュアルまたは『Oracle Net Services管理者ガイド』を参照してください。トランスポート・レイヤーで名前を解決するプロトコルが適切に構成されていない場合や、名前の綴りが誤っている場合、このエラーが発生しやすくなります。

  • ORA-12222 ORA-12222: TNS: 指定されたプロトコルにはサポートがありません

原因: ネット・サービス名を介して識別された接続記述子のADDRESS部で要求されたプロトコルが使用できません。指定されたADDRESSの表記が正しい場合、そのプロトコルのサポートはインストールされていません。
処置: プロトコルのサポートをインストールするか、表記上のエラーを修正してください。注意: 指定されたアドレスが、ネット・サービス名を解決した結果から導出された場合、該当するファイル(TNSNAMES.ORA、LISTENER.ORA)内またはディレクトリ・サーバー内のアドレスを確認してください。

原因: 同時にオープンするTNS接続が多すぎます。
処置: 接続のクローズを待って、再試行してください。

原因: リスナーが実行されていないため、接続要求が完了できませんでした。
処置: 指定された接続先アドレスが、リスナーが使用するアドレスの1つと一致しているかどうかを確認してください。TNSNAMES.ORAエントリと該当するLISTENER.ORAファイル(接続がConnection Managerを介している場合は、CMAN.ORA)を比較してください。リモート・マシン上のリスナーを開始してください。

原因: 接続先ホストに到達できません。
処置: ネットワーク・ドライバが機能し、ネットワークが稼働しているかどうかを確認してください。

  • ORA-12226 ORA-12226: TNS: オペレーティング・システム・リソース割当て制限を超えました

原因: 現行のユーザーが、オペレーティング・システム内に割り当てられたリソースを超えました。
処置: より多くのオペレーティング・システムのリソースを取得するか、異なる機能を実行してください。

原因: 指定された接続記述子に不正な構文があります。
処置: TNSNAMES.ORAの接続記述子の構文を調べてください。

原因: プラットフォーム(Windowsなど)によっては、プロトコルのサポートが実行時にロードされます。プロトコル・アダプタの共有ライブラリ(またはDLL)が欠落しているか、サポートしているライブラリが欠落している場合に、このエラーが戻されます。
処置: 詳細を調べるには、トレースをオンにして操作を再実行してください。トレース・ファイルには、ロードできなかった共有ライブラリ(またはDLL)の名前が記述されています。

  • ORA-12229 ORA-12229: TNS: Interchangeにはこれ以上使用可能な接続はありません。

原因: 必要な接続先へのパスに含まれるInterchangeには、このコールにこれ以上使用できる接続はありません。
処置: Interchangeがビジーでないときに再試行するか、ネットワーク管理者に連絡して、使用しているInterchangeを調べ、そのInterchangeに使用可能な接続数を増やしてください。

  • ORA-12230 ORA-12230: TNS: この接続中に重大なネットワーク・エラーが起こりました。

原因: 接続先のコール中に物理的なネットワーク・エラーが発生して、接続先との接続に失敗した場合に戻されます。
処置: ネットワーク・サービスが修復された後で再試行するか、問題を解決できるようにネットワーク管理者に連絡してください。

原因: このエラーは、接続先への可能な接続の検索に失敗した場合に戻されます。
処置: ネットワーク管理者に問題を連絡し、問題を修復してください。

原因: このエラーは、接続先への可能なパスを検索できない場合に戻されます。
処置: ネットワーク管理者に問題を連絡し、問題を修復してください。

原因: このエラーは、Interchangeが、リダイレクトの失敗が原因で接続を受け入れられなった場合に戻されます。
処置: Interchangeの問題を分離できるように、ネットワーク管理者に問題を連絡してください。

原因: このエラーは、このInterchangeが正しいゲートウェイではなく、接続先へのパスに従って他のゲートウェイに接続をリダイレクトする必要があると判断された場合に戻されます。
処置: 処置は必要ありません。

原因: このエラーは、接続先へのパスに従って別のInterchangeへの接続のリダイレクトに失敗した場合に戻されます。
処置: ネットワーク管理者に問題を連絡し、問題を修復してください。

  • ORA-12236 ORA-12236: TNS: プロトコル・サポートがロードされませんでした。

原因: プラットフォーム(Windowsなど)によっては、プロトコルのサポートが実行時にロードされます。プロトコル・アダプタの共有ライブラリ(またはDLL)がロードされていない場合に、このエラーが戻されます。
処置: 詳細を調べるには、トレースをオンにして操作を再実行してください。トレース・ファイルには、ロードされていない共有ライブラリ(またはDLL)の名前が記述されています。