Network Service Trace

トレースの取得方法は次の様になります。

▼SQL*Netのトレース(Client)

クライアントのSQL*Netトレース機能を使用するにはsqlnet.oraファイルに以下のパラメータ
を記述してください。

TRACE_LEVEL_CLIENT=[OFF|USER|ADMIN|16]

クライアントのSQL*Netトレースのレベルを設定します。
USERまたはADMIN,16が設定されたときに、トレースされます。
今回は、16を設定して下さい。

TRACE_DIRECTORY_CLIENT=[ディレクトリ名]

クライアントのSQL*Netトレース・ファイルを作成するディレクトリを指定します。

TRACE_FILE_CLIENT=[ファイル名]

クライアントのSQL*Netトレース・ファイルのファイル名を指定します。

TRACE_UNIQUE_CLIENT=[ON|OFF]

クライアント・プロセスのトレースを取るように設定されている場合、
このパラメータに'OFF'が設定されていると(デフォルトはOFFです)、全てのクライア
ント・プロセスのトレース情報が一つのトレース・ファイルに上書きで出力されます。
クライアント・プロセス毎にトレース・ファイルを分けて出力したいときは、このパラ
メータを'ON'に設定して下さい。

設定後、クライアント・アプリケーションを起動して下さい。

▼リスナーのトレース

リスナーのトレース機能を使用するにはlistener.oraファイルに以下のパラメータを記述し
てください。

TRACE_LEVEL_LISTENER=[OFF|USER|ADMIN]

リスナーのトレースのレベルを設定します。
USERまたはADMINが設定されたときに、トレースされます。
USERよりもADMINの方がより詳細なトレース情報が記録されます。

TRACE_DIRECTORY_LISTENER=[ディレクトリ名]

リスナーのトレース・ファイルを作成するディレクトリを指定します。

TRACE_FILE_LISTENER=[ファイル名]

リスナーのトレース・ファイルのファイル名を指定します。

▼SQL*Netのトレース(Server)

サーバーの SQL*Netトレース機能を使用するにはsqlnet.oraファイルに以下のパラメータを記
述してください。

TRACE_LEVEL_SERVER=[OFF|USER|ADMIN|16]

サーバーのSQL*Netトレースのレベルを設定します。
USERまたはADMIN,16が設定されたときに、トレースされます。
今回は、16を設定して下さい。

TRACE_DIRECTORY_SERVER=[ディレクトリ名]

サーバーのSQL*Netトレース・ファイルを作成するディレクトリを指定します。

TRACE_FILE_SERVER=[ファイル名]

サーバーのSQL*Netトレース・ファイルのファイル名を指定します。

設定後、Oracle RDBMSを起動して下さい。